EINZ 代表 永長淳です。
ここのところ不動産に関する本やテレビを目にする機会が増えました。
『家売るオンナ』『正直不動産』『地面師たち』。
今シーズンはフジテレビで『問題物件』というドラマも放送されました。
原作は名探偵コナンの『100万ドルの五稜星』の脚本を手掛けた大倉崇裕氏!
『変な家』もそうですが不動産とミステリーって相性が良いみたいですね。
現場を知る者としては興味津々で手にします。
読んだり観たりしながら、「それはないだろー」とか、「このやり方ありかも」とか、独り言を言いつつ、とっても勉強になっています。
元々、不動産屋は千のうち三つしか本当のことを言わない「千三つ屋(せんみつや)」と呼ばれていました。
今ではお客様の方が情報強者。
嘘をついてもバレますし、そんな悪者の噂はすぐに広まります。
そんな背景からか、今こうして不動産業界がメディアで日の目を見ているのかもしれません。
皆さんが不動産に興味を持つことがこの流れにつながっています。
不動産の敷居を低くして、もっと安全安心な取り引きができる環境を広げることが当社の使命。
そのために、これからも正直不動産屋として真っ当に生きていきます。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
先日、不動産再生事業の一環で、多摩地区の一戸建てを取得しました。
相続で遠方のご兄弟が取得しましたが利用予定がなく手放したい、とのこと。
相談を受けている先生からの依頼で直接お取り引きすることになりました。
仲介会社が介入しないため、調査含め自社で全て対応します。
建物の遵法性は、検査済証はないけど数値に問題はなし。
道路関係は、種別も幅員も接道要件も満たしている。
測量の資料は、境界確認書含め保存書類はなし。
ただし法務局に古い地積測量図あり。
まぁ一棟現場だし大きな問題ではありません。
埋蔵文化財は……包蔵地。
となると解体の際60日前までに届け出ないといけません。
もし、文化財が出てきたら事業がストップしてしまう。
解体はせず建物を活かそう。
平成7年築、延床面積30坪の2階建て。外回りは樹木や雑草が鬱蒼としています。
外壁はこのままで室内は全リフォーム。500万で済めば御の字。
700~800万円が着地かな。
として出てきた見積もりは1,000万円。
日に日に工事費用が上がっている気がします。
とにかく進めるしかありません。
そんな現場での会話。
工務店の方が基礎換気口を見て
「●●の施工だな」
>そんなところで分かるの?
「それぞれハウスメーカーで違うんだよ」
> へぇ、すごい!
「ちなみに見た目でも分かるけどな」
と外観を見たらだいたいどこが施工したか分かっちゃうようです。
プロってすごい。
話は戻り、併せて土地家屋調査士の先生に測量も依頼します。
隣地との関係を良好に保つことが成功の秘訣。
枝葉が気になるといわれれば、伐採するようすぐ手配。ブロック塀のフェンスがたゆんでいるといわれれば、交換するようすぐ発注。
このブロック塀は境界の中心だから共有なんだけど、なんて思っても口には出しません。
そうして全ての境界確認書を取り交わすことができました。
追加伐採とフェンス交換で約70万円も仕方ない。
季節の変わり目は何かとトラブルが続きます。
残すはハウスクリーニングのみとなった頃、
「業者がインフルエンザで来られなくなりました」なってしまったものは仕方ない。
リスケジュールで2週間延びましたが、なんとか完成となりました。
また一つ必要としている方へ橋渡しできるのは、なんとも言えない嬉しい気持ちになります。
不動産思い出あれこれ
⑪『参拝と大掃除』
年末年始からだいぶ過ぎましたが、年度末でまた気持ちを新たにしたいところです。
修業していた会社の社長さんは、会社に着くとポケットの小銭を小箱の中へ。
まだキャッシュレスが普及する前なので、それはもう貯まる、貯まる。
一年で、数万円から十数万円になることもあります。
年末の最終営業日は氏神様へ年末詣。
箱の小銭をコンビニの袋へ引っ繰り返して、ジャラジャラ~。
神社に着いてコンビニの袋を引っ繰り返して、賽銭箱へジャラジャラ~。
年を越した年始、営業初日の初詣。
このためにわざわざ用意した諭吉様のピン札を、財布から一枚抜いてヒョイ。
初めて見たときは、なんてことをする人だ! と驚いたものです。
困ったときだけ神頼み、と神様もご先祖様のことも深く考えていなかった当時の自分は、その理由を聞きました。
すると「ただ日々のお礼だよ」と。
神様には頼むではなく、今日までの感謝をしているだけ。
年末の大掃除も姑の如くキッチリ。
これも普段使わせてもらっていることへの感謝。
ドアノブから配管の奥まで普段手が届かないところまで室内全部。
あの頃に学べたことを今ではとても感謝しています。
ワンポイントスキルアップ
YouTubeの文字起こし機能を使ってみよう
YouTube文字起こし機能は、動画の音声を自動的にテキスト化してくれる便利なツールです。
この機能を使えば、動画の内容を後から簡単に確認したり、メモとして保存したりすることができます。
今回は、簡単にYouTube動画の文字起こしができる「YouTubeからテキストへ」という拡張機能を紹介します。
1. Chrome拡張機能のインストール
まず、YouTubeの文字起こしをするためのChrome拡張機能をインストールする必要があります。以下の手順に従ってインストールします。
1. Chromeウェブストアにアクセス
Chromeブラウザを開き、Chromeウェブストアにアクセスします。
2. 検索バーで拡張機能を探す
検索バーに「YouTube 文字起こし」や「字幕 文字起こし」などのキーワードを入力し、検索します。
3. 拡張機能をインストール
「YouTubeからテキストへ」という拡張機能のページにアクセスし、「拡張機能を追加」ボタンをクリックしてインストールします。
4. 拡張機能の有効化
インストール後、右上のChromeツールバーに拡張機能アイコン(パズルのようなアイコン)が表示されます。
このアイコンが正しく表示されていれば、インストールが成功しています。
2. 文字起こし機能の使い方
インストールが完了したら、次はYouTube動画で文字起こしを行います。
1. YouTubeを開く
ChromeブラウザでYouTubeを開き、文字起こししたい動画を再生します。
2. 拡張機能を有効化
動画が再生されている状態で、右上の拡張機能アイコンをクリックします。
これにより、文字起こしのオプションが画像のように右側に表示されます。
もし自動的に文字起こしが開始されない場合は、「文字起こしを開始」などのボタンが表示されるので、それをクリックします。
3. 文字起こしのエクスポート
一部の拡張機能では、文字起こしをテキストファイルとして保存する機能も提供されています。
エクスポートオプションを選択することで、テキストファイルとしてダウンロードできます。
テキストの右上にあるコピーのアイコンでテキストをコピーしてメモなどに貼り付けることも可能です。
3. 文字起こし設定の調
多くのYouTube文字起こし拡張機能では、設定画面でいくつかのカスタマイズが可能です。
以下のような設定を調整できます。
言語の設定
文字起こしの言語を日本語に変更するオプションがあります。動画が英語の場合でも、日本語の文字起こしを選択できることがあります。
文字起こしの精度向上
一部の拡張機能では、文字起こしの精度を向上させるための設定や、手動で修正した内容を学習させるオプションが提供されていることもあります。
YouTubeの文字起こし機能は、情報の整理や学習、仕事の効率化にとても便利なツールです。
自分が気に入った動画を後から見返す際に、テキストとして残しておくことで、内容を簡単に確認したり、重要な部分をピックアップすることができます。
動画の音声を文字化する手間が省け、効率よく情報を扱えるようになるため、特に時間を有効に使いたい方にとっては大変便利です。
もしまだ試していない方がいれば、この他にもたくさんの文字起こしサービスがありますのでぜひ一度使ってみて、その便利さを実感してみてください。
「やわらか頭体操」
