平成24年4月2日設立の当社は11期目が終わり、無事に12期目を迎えることができました。
皆さまのご協力に感謝します。
年々成長と変化を意識して活動を続けられています。
続くものもあれば終わることもあり、今年1月31日に百貨店3店が相次いで閉店となりました。
まず当社の拠点となっている渋谷において、再開発に伴い55年の歴史を持つ東急百貨店本店が。
次に売り場の約3分の1を占める百貨店区画を立川高島屋ショッピングセンターが。
そして最後は我が地元、北海道十勝にある唯一のデパート藤丸。
敬意を込めてこの「藤丸さん」は、1900年の創業から120年!
当然生まれた時から威厳を持って営業していたわけで、青春時代の思い出がいっぱい詰まっていました。
なくなってしまうのは、なんともさみしい気持ちでいっぱいです。
上京している身としては地元の過疎化がこのまま急進しないか心配。
普段の生活では、わざわざお店に行かずAmazonでポチッと買い物をしてしまうことが多々あります。
ネットショッピングは便利ですからね。
こういうことは失って始めて気付くものです。
便利とか安いとか早いとかとは別なところ。
「残っていってもらいたかった」という気持ちがあるのなら、不便でも高くても時間がかかっても立ち寄る。
敢えてそういう感覚もこのご時世では大切なのかな、と感じる今日この頃です。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
先日、不動産再生事業の一環で、都内某所にて立退きが必要な店舗付きアパートを購入しました。
1階は4の店舗、2階は住居。築60年近く経過している建物は老朽化が進んでいます。
2階空室は雨漏りがあって今にも天井が落ちてきそうです。
1階の飲食店は2営業していますが、コロナ給付金をもらって今後については悩まれている様子、という状況から「立退き」を前提に検討し、売買契約を進めてもらいます。
※立退きに際してはどちらになるかで対応が大きく異なります。
1.オーナー都合
2. 賃借人の契約違反
本件は、若干賃借人の契約違反があります。
そこは目をつぶって当社都合による退去をお願いします。
賃借人とは賃貸借契約を締結しているため、借地借家法の適用によってオーナー都合には正当な理由が必要となります。
期間満了時に次回更新を拒否する際も適用となるものです。
正当な理由がなければオーナー側から退去も更新拒否もできません。
ちなみに「老朽化した賃貸建物の建て替え」は正当な理由とは認められないようです。
また立退きを余儀なくされる賃借人に対しては立退料とも呼ばれる金銭的補償が必要です。
信憑性は別としても、いまでは立退料の判決例がSNS等でもたくさん出回っています。
例)築年数、契約期間:家賃/立退料(対月額家賃)
※居住用の場合
・40年以上、40年以上:82,000円/90万円(11カ月)
・45年以上、10年以上:48,000円/100万円(21ヵ月)
・50年以上、23年程度:45,000円/100万円(22ヵ月)
こういった前情報があったので、ある程度心構えをして交渉に臨みます。
「立退き業者」なるものが所有者の代わりに報酬を得て立退き交渉を行うと非弁行為にあたります。
そのため所有者自身が行うか、弁護士に依頼するか。
今回は大変優秀なパートナーに交渉してもらうことに。
交渉相手は店舗2軒、住居1件です。
その結果はというと、
・店舗A:対月額家賃167ヵ月分!!
・店舗B:対月額家賃16ヵ月分
・住居:対月額家賃115ヵ月分
いずれをとっても相当な金額となりました。やはり店舗は高い!
店舗は営業補償としての意味合いが大きく、移転するか閉店するかでも異なります。
住居は引っ越し先の手配や金銭工面があるので、その分の費用を考慮する必要があります。
仮に家賃があまりにも低額の場合、近隣周辺に引っ越し先があるかどうかも課題です。
長期的解決かスピード重視かによって対応や金額を柔軟に変える立ち退き交渉。
一つの参考までに。
不動産業界思い出あれこれ
⑫ゲン担ぎ、神頼み
不動産の取り引きは金額が大きい。
ゆえに失敗のリカバリーが難しいので、一つの案件を成就させるために尽力します。
かつて仲介会社に勤務していた頃、新人時代の1年間は白ワイシャツの着用しか許されていませんでした。
その反動からカラーシャツを許された2年目以降、白シャツを着なくなりました。
しかし契約や決済はお客様にとっての儀式なので、そこは白シャツを着るよう心掛けていました。
にもかかわらず、クリーニングが間に合わず白シャツを着られなかったことが2度ありました。
そして、その2回ともに悲劇があったんです。
まず1回目。
契約後に骨折。
このときはまさか白シャツを着なかったことが原因とは思っていませんでしたが、白シャツを着られなかったことは頭の片隅でくすぶっていました。
2回目。
当日の朝、白シャツを着ていないことに気づいていますが、若さの勢いでジンクスを打ち破ろうとしていました。
その結果、契約当日にキャンセル。
2回続いたので確信に変わっていました。
それ以降は恐怖で必ず白シャツを着るようにしています。
このゲン担ぎもそうですが、氏神様への参拝も欠かしません。
「お願いします」ではなく、「ありがとうございます」として参ります。
全国で唯一、八方除の神様である神奈川県の寒川神社は、不動産関係の神様としても知られています。
そこの名簿には建設、不動産関連の会社の名前がずらっと並んでいるとか。
ワンポイントスキルアップ
PowerPointスライドショーの操作方法
マウスポインタ―のサイズや色の変更(Windows 11)
会議などの場面でプレゼンテーションを行う際、PowerPointのスライドショー機能を使用することでスライドを1枚ずつ全画面に表示したり、アニメーションを再生することが可能です。
【プレゼンするスライドを作成する】
まずはプレゼンに必要なスライドを作成します。
【スライドショーの開始】
1番最初のスライドからスライドショーを開始するためには
「スライドショー」のタブ>「スライドショーの開始」にある「最初から」をクリックします。
現在選択しているスライドから始める場合は、「現在のスライドから」をクリックします。
ショートカットキー
最初から開始:「F5」 現在のスライドから:「Shift」+「F5」
スライドショーを終了する場合は、キーボードの「Escキー」を押します。
【スライドショー中の操作方法】
次のスライド:左クリックまたはキーボードの「Enter」「↓」「→」「PageDown」
前のスライド:「Backspace」「↑」「←」「PageUp」
アニメーションが設定されているスライドの場合、スライドが切り替わる前にアニメーションが再生されます。
【スライドショーを終了する】
右クリック>「スライドショーの終了」をクリックで終了することができます。
ショートカットキー:「Esc」
【自動でスライドショーを再生する】
手動でページをめくらずに、自動でスライドを切り替えることもできます。
1.「スライドショー」タブ>「スライドショーの設定」をクリックします。
2.「種類」>「自動プレゼンテーション(フルスクリーン表示)」にチェックを入れます。
チェックを入れることでオプションメニューにある「Escキーが押されるまで繰り返す」が設定されます。
設定後、「OK」をクリックします。
【任意の時間を設定する】
画面切り替えタブにある「自動的に切り替え」で任意の時間を入力し、「すべてに適応」をクリックします。
各スライドごとに異なる切り替え時間を設定したい場合は、スライドごとに時間を設定してください。