毎年恒例だった地元北海道への帰省。
この2年はコロナ感染拡大を防ぐため控えていました。
今年は減少傾向にあったので家族で楽しみにしていたのに、第7波によってまた悩ましい状況となってしまいました。
それにしても、夏の北海道は良いですよ!
最近の温暖化の影響を受けて気温が高くはなっているものの、湿度が低く過ごしやすい。
夜もよく眠れるんです。
北海道にいると夏の前に乗り越えねばならない梅雨もなく、ゴ○ブリもいません。
当然良いことばかりではなく、冬は雪害とも言われる雪の影響があります。
一晩で背丈くらい積もることもありますし、目の前が見えなくなるほど吹雪くホワイトアウトも起こります。
雪かきは嫌だけど雪遊びはしたい。
居住と旅行は違う。
なんとか良いところ取りできないか。
世間では在宅勤務が普及し、勤務場所に対する認識が変わっています。
夏は避暑で北海道、冬は雪を避けて沖縄、なんていうデュアルライフも増えているとか。
当社は取り扱う不動産の実物を見ないと仕事になりませんので、東京を拠点に、北海道と沖縄のトリプルライフを。
そんな夢が実現できるように、安心して北海道に帰省して、現地で一度ゆっくり家族会議を開きたいものです。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
先日ネズミ対策を行いました。
本件は都心部にある昭和46年建築の賃貸マンションです。
これまで敷地内でネズミなんて一度も見かけたことはありませんでしたが、この半年で急増しました。
まずはゴミ置き場から被害が。
カラス除けとして利用しているゴミネットに穴が開いていたんです。
最初は誰かがひっかけたのかなと思い、すぐに塞ぎました。
しかし時間をかけて何度か続き、これはネズミによるものと判断。
これまで以上にゴミ置き場をきれいに保つようにしました。
その翌月、1階の賃借人から「天井裏に動物がいるようだ」との問い合わせが。
近くに自然公園があるので、ひょっとしたらハクビシンか?とも考えながら対応したところネズミ。
害獣駆除業者の手配を行い、現場立ち入りが決まった頃、今度は3階の賃借人から「シンクの下にネズミがいる」という問い合わせが。
被害がマンション全体に及んでいたので、1階の天井裏だけではなく、急遽一棟全体を調査してもらいました。
その結果、1階床下通気口の格子が一本破損していました。
さすがのネズミも太い金属には歯が立たないので、今回は劣化により折れたと考えられます。
放っておくと繫殖し続けてしまうので、早期に手を打つ必要があります。
すぐに殺鼠剤を設置してもらいました。
今後の予定としては、ある程度の時間をかけて、設置、駆除、回収を繰り返していくしか方法がないようです。
通気口を塞いでしまうと行き場を失ったネズミが発狂してしまうようなので、出入口は全滅させるまで現状維持。
コロナ禍で休業していた飲食店に住み着いた、とか。
築地市場移転に伴い行き場を失ったネズミたちが大移動を行った、とか。
色々な噂や都市伝説を耳にします。
そういった条件が重なり、都内では生態系が変わってきているのかもしれません。
今回大量発生したネズミはその一部とも言えます。
不動産を保有していると、生物による被害とは常に隣りあわせで。
シロアリ、ゴキブリ、ハチの巣。
環境を優先すると公園があったり、緑豊かなところ、となるので当然です。
とは言え対策を講じることも、被害後に最善の対応を行うこともできます。
その都度専門家の意見を聞きつつ万全を期してください。
不動産業界思い出あれこれ
④『平成と令和』
平成13年、新人として入社したての頃、まだ事務所でタバコを吸っていました。
まだ20年前のことですが、今思い返すとすごい時代ですよね。
昭和じゃなく平成の話です。
デスクの上に灰皿があって、事務所全体がやっぱりタバコ臭いんですから。
その灰皿は、ときに凶器として使われていたとか、いないとか。
さらには、喫煙率が非常に高く、ほぼ100%と言っても過言ではない。
それが令和の今、完全分煙が多くなり、加熱式タバコが普及。
タバコは悪のように扱われ、愛煙家は肩身が狭くなりましたね。
喫煙時の情報交換が大事なんて言われ、その頃は飲みニケーションなんてものもありました。
会食や接待時、アルコールによって普段寡黙な方も開放的になり、次回の案件につながる話が引き出しやすいとか。
翌日以降、日中に会っても距離が近くなっているとか。
確かにそう感じていた面もありましたし、よく飲みに行っていました。
しかし緊急事態宣言やまん延防止により外でお酒を飲む機会がめっきり減りました。
お酒なんかなくても平気なのかな、と思う一面もあります。
ひょっとするとこの事態は、過度に進みすぎた不動産業界の接待を止めるためだったのかもしれません。
ワンポイントスキルアップ
数式のエラー値の代わりにメッセージを表示させる方法
セルの数式がエラーになると (#VALUE! や #DIV/0! )などが表示されますが、このエラー値を任意のメッセージで表示させることができますので、ご紹介いたします。
【エラー値を IFERROR関数で 「-」 と表示させる】
1. 商品の売値と原価から、原価率をD2からD5セルにそれぞれ求める場合、原価率を求める数は、D2セルであれば「=C2/B2」となリます。
その時に売値のセルが未入力の状態だとエラーとなり、セルに 「#DIV/0!」 と表示されてしまいます。
2.数式のエラー値が表示される代わりにIFERROR関数を用いて、エラーの場合には 「-」 を表示するように入力しておけば、通常であればエラー値で表示される所を 「-」 とすることができます。
= IFERROR (C5/B5,”-”) IFERROR関数は、エラーでない場合は数式の結果を表示します。
【ISERROR関数とIF関数の組み合わせで表示する場合】
ISERROR関数とIF関数を使って、原価率の計算式がエラーかどうかを判定します。
〜ISERROR関数とは?〜
ISERROR関数は、数式がエラーかどうか判定する関数です。
エラーならTRUE、エラーでなければFALSEを返します。
条件が成立する(エラー)なら、「データを正しく入力してください。」と表示し、条件が成立しない(エラーではない)なら何も表示しないように設定します。
= IF ( ISERROR (C2/B2), ”データを正しく入力してください。”,”” )
関数を組み合わせることで、数式がエラーの場合のみ指定した値を表示することができるようになります。
メッセージを表示させることで表が見やすくなり、より作業がしやすくなるかと思いますので、ぜひご活用下さい。