先日我が家に新しい家族が増えました。
その名も「ルンバさん」です。
日々意識して綺麗に掃除しているつもりでしたが、彼の優秀な能力の前ではしていないも同然。
登場から3日ほどは埃や髪の毛でパンパン。
こんな埃まみれの中で生活していたの?とビックリするくらいです。
長くて細い3つのブラシが回転し、巾木と床の間、コーナー、チェスト下を見回り、掃除機では吸いきれていなかったゴミを見事に集めてくれます。
毎日同時刻に隅々まで。
そして帰宅してダストボックスを見ると、案の定今でも大量の成果を集めて帰っています。
当然ですが昭和の家庭で育ったので、身の回りの掃除は己で行うものという認識がありました。
ルンバは、小さいお子さんがいるお家ではおもちゃが散らばっていて使えないとか、ストーブを倒して火事になったというニュースから、あまり良い印象を持っていませんでした。
今回ポイント利用というきっかけから、試しにもらっちゃおう!とゲットしたわけです。
認識を完全に覆されましたね。
そして思い込みは危ない!
たまに玄関先で力尽きて帰りを待っていたり、ソファの下でかくれんぼをしていたり、彼にはそんなお茶目な一面もあります。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
今月は前回に続いて10階建て案件の解決編No.2です。
前回は「田」という地目が、登記や融資のハードルを上げていた、という話しでした。
今回は「払下げ」の際の課題について。
本件は過去に一度払下げをしようとしていました。
転借人から持ちかけられて進めていましたが、土壇場になって相談者が不利となることに気づき破談としたようです。
そんな過去があるので、今回払下げをしようと国に相談したところ「転借人とは円満ですか」と問われました。
相談者が考えている計画はこうです。
① 払下げ
② 第三者への譲渡
③ 分筆後の買戻し
この計画の課題は3点あります。
1. 転貸借契約の白紙解除
2. 転借人名義の存在しない建物の滅失登記
3. 相談者建物につく昭和30年代の抵当権抹消
そう、国が懸念している転貸借契約の白紙解除が当然条件となります。
この転貸借契約の白紙解除については来月詳しく触れます。
そして②第三者への譲渡にあたっても、
・1.転貸借契約の白紙解除
・ 相談者名義の建物解体、更地渡し
が必要となります。
相談者の希望は本件建物に住み続ける、というもの。
条件となる建物解体、更地渡しは最終的な選択肢です。
相談者建物には先々代との間の抵当権が設定されていて、簡単に抹消することはできない、と判断されています。
そのためなんとか対応できないか検討しました。
そこで考えついたのが、
・ 不動産業者への売却契約は解体更地渡し
・ 不動産業者への売却契約と同時に自宅部分の買戻し契約
・ 買戻し金額を安価に設定
・ 不動産業者への売却決済時に買戻し金額の全額預託
というもの。
金融機関等の第三者に対しては、
・ 分筆後の買戻し契約が済んでいる
・ 買戻し契約が不成就となったら強制執行により解体
と説明がつきます。
この流れでも不動産業者の取得時にまだ相談者が居住しているのでリスクは高いです。
買戻し金額を安価に設定し、不成就の際は全体が割安となることで、なんとか協力してもらえることに。
これで全体の流れが整いました。
次に解決すべきは転貸借契約の解除です。
次回に乞うご期待!
不動産業界思い出あれこれ
⑦『拝金至上主義』
いまだにこの業界は拝金至上主義な面があります。
稼いでなんぼ。
稼がない理由がない。
お金がなければ不動産を買えませんので、長らく業界に在籍している
と染まってしまうのも当然かもしれません。
クールビズが普及しネクタイを締めなくなり、スーツからジャケパンなどカジュアルなファッションが進む中、いまだにストライプのスーツを着て、髪は刈り上げ、腕にはロレックス等の購入時計をし、メルセデスベンツのような高級車を乗り回していたりします。
不動産屋は街を歩いていても、なんとなく分かってしまいます。
かつて業界人は売り上げの利益を、3ロレックスや1ベンツといった
単位で話していたとかなんとか。
そもそも不動産業界はとにかく歩合率が高い!
大手仲介会社でも半年ごとの仲介手数料の成果を、ボーナスで支給されていたりします。
フルコミ(フルコミッション)と言われる完全歩合なんてのもあります。
完全歩合は会社に入金や利益があったものの○○%。
こうして独り立ちするまでの資金を貯めて、また一つ新たな不動産会社が生まれていきます。
ワンポイントスキルアップ
Office共通アイコンを図形に変更する方法
(Word編)
アイコンとは、身の回りの物などをシンプルに表現したイラストの事です。
ワードやエクセル、パワーポイントなどで簡単にアイコンを挿入することができるので、文書を作成する際に使われる方もいらっしゃるかと思います。
今回はそのアイコンを図形に変換する方法をご紹介いたします。
【使用するアイコンを選択】
今回はワードでの作業をご紹介いたします。
ワードの上部ツールバーから「挿入」→「アイコン」をクリックします。
アイコンの一覧が表示されました。
今回は「食品および飲料」タブをクリックし、果物の盛り合わせのアイコンを選択後、「挿入」をクリックします。
【アイコンを図形に変換する】
図形が挿入されているのを確認したら、図形を選択後、右クリックで「図形に変換」をクリックします。
【図形の色を変更する】
図形に変換した後、作業がしづらいのでShiftキーを押しながら右下の端をドラッグして図形を少し大きくしました。まずは入れ物の色を変更したいので、入れ物をクリックして選択します。
(2つあるのでShiftキーを押しながら2つとも選択します)
選択後、右クリックで「塗りつぶし」をクリックすると色などのメニューが表示されますが、さらに詳細に色を設定したい場合は「塗りつぶしの色」をクリックします。
好きな色を選択後、「OK」をクリックします。
入れ物の色を変更することができました。同様に果物の色も変更していきます。
【図として保存する】
「図として保存」をクリックし保存することで、再利用することが可能です。