EINZ 代表 永長淳です。

毎年この時期は大量の納付書が届きます。

その名も固定資産税。

3月決算の当社は、申告が終わってすぐです。

これは当社にも届くし、お客様にも届きます。

だからお客様からの問い合わせも増えます。

・ 納付書届いたんだけど誰が払うの?

>昨年分で清算しているので、○○さんが払ってください。

1月1日の登記名義人宛に届くので、今年取引をした場合、納付書は前所有者の元へ発送されます。

最近ではクレジットカードで支払えるので、わざわざ銀行へ行かなくて済んで便利ですね。

固定資産税といえば、当社は所有する不動産すべての評価証明書を郵送で送ってもらいます。

4月1日に発送してもらうよう、3月末には手続きをしておきます。

評価証明書は、売却時の売主必要書類の一つ。

これをやっておかないと忘れちゃうんです。

・ 今年分ってもう取ってますか?

>あっ、そうか。忘れてた。

なんて仲介さんとのやり取りを何度したことか。

だから毎年の備忘録です。

そして納税通知書は、全頁あれば評価証明書の代わりになり得ます。

支払ったら満足して、手元には領収証だけ。

そんな状況にならないよう覚えておいてください。

不動産はどんなきっかけで買うか分からないし、いつ何時売ることになるかも知れません。納付しても捨てないで!

不動産思い出あれこれ

㉖『徒歩何分の調べ方』

まだグーグルマップなんて便利なものがなかった頃。

 図面などに記載する「駅からの距離」は、自力で調べていました。

広告上のルールは「80mで徒歩1分」。81mなら2分。

なぜなら、1分では着かないからです。

自力といっても、実際に歩くわけではありません。

そこで使うのが、時計のようなものが付いた「地図測定器」。

地図上のルートをなぞると、距離を測ってくれる優れものです。

夜の会議後、ゼンリンの地図を机いっぱいに広げてコロコロ。道を曲がるときは慎重になります。

大回りはダメ。ショートカットなんてもってのほか。

少しズレるだけで、表示時間が変わってしまいます。

徒歩10分と11分の差は、想像以上に大きい。

「ひょっとしたら、こっちのルートの方が近いんじゃ?」

そんな疑念が生まれるものだから、何度も測り直します。まさに最短距離を探す旅でした。

でも、地図をなぞっていると嫌でも道を覚えます。現地へ行くと、軽いデジャヴのような感覚があったりなかったり。

これは、ある意味で訓練の一種だったのかもしれません。

今では、出発地と目的地を入力すれば計測完了。

便利になった反面、道を覚える機会は減ってしまいました。

そもそも、覚える必要なんてないのか。

そんな時代の変化を感じる、今日この頃です。

ご相談や携わった案件の具体的なお話し

先日、不動産再生事業の一環で品川区の区分マンションを取得しました。

マンションは普段あまり購入する機会が少ないんです。

というのも、年間数十、数百とリフォーム再販する業者とは、リフォームの工事代に雲泥の差がつきます。

現在、工事費がとってもお高いので、この差が購入価格に大きく影響を与えます。

相対的に買取価格が安くなってしまう当社は、取得できるチャンスが少なくなります。

結果、あまり購入していない。いや、できない。

そんな中、今回ご縁あって譲渡いただけたので、気合の入り方が違います。スケルトンからしっかり改修工事を行い、配管を含めてあらゆる設備を一新。

その改修費用はというと、税込み坪60万円! 一昔前の木造戸建ての新築坪単価です。

さぁ、あとは仲介さんから紹介してもらって、案内してもらって、話を進めてもらうのみ!

あらゆる諸先輩方から口酸っぱく言われてきたことがあります。作り手のエゴが、必ずしも需要とマッチするとは限らない。

そう、お金をかければ万人が住みたい部屋になるわけではないんです。

当社はリフォームをしたから、すでに満足気味。やりつくした感があります。

しかし、なかなか具体的な話が来ない日々。

到来した年度末は、売却するには絶好のタイミング。

モヤモヤしながら、時期に合わせて泣く泣く価格を変更します。

そして遂に、ご案内の後、購入申込書が届きます。

仲介さんに対しては強気な対応をするものの、内心ホッとしていました。

しかし、契約日直前にキャンセル。仲介さん曰く、「ビビッてしまったみたいです」分からなくはない。

だって高い買い物ですもん。当社も心が折れて、空室での販売を一旦中止。

収益不動産に舵を切って、入居者募集を開始します。仕様が賃貸ではなく売買用なもので、すぐに入居が決まりました。

いよいよオーナーチェンジとして販売再開。するとどうでしょう、こんな問い合わせが来るんです。

「退去予定はありますか?」

「空室でもいけますか?」

>入れたばかりだよ!

>だったら空室で販売を継続してたわ!

と思っていても口には出さず、怒りを飲み込み販売を続けたところ、なんとか今回も良き買主様と巡り合えました。

買わないと事業が回らないし、売れないと利益が確定しない。

だから売れて良かった。

本当に仲介さんと買主様には日々感謝です。

「ブレインエクササイズ」

クイズ制作 かみふじこうじ

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