今年度ももう半分を終えようとしています。
皆さんは目標の半分を終えられましたか?
現在の不動産市場の動向は? というと、マンション(バブル)に関するニュースをよく耳にします。
総戸数の多いタワーマンション(タワマン)が乱立しているので話題にもなるはずです。
では実際のところはどうなのか。
都心三区を中心にバブルは継続中。
商業性のあるものは土地、建物ともに堅調。
山手線、山手通り、環七、と外へ行くにつれ緩和。
環八より外側はやや落ち着いているか、といったところでしょうか。
もともと住宅地は急上昇も急降下もしません。
「銀座」や「麻布」のように有名な地域では、賃料における売買利回りが世界的に見ても安いといわれ、海外からバンバン買われました。
しかし外国人が知らない住宅地では、これまでどおり日本人のみの売買が中心となるからです。
住宅ローンの金利は上昇傾向にあります。
バブルといわれ、でも賃金は変わらず、金利が安い中、不動産は売買され続けていました。
これまで気にしてこなかった金利を考えるようになると、少し動きが鈍くなる可能性がある、というマイナス観測は常に言われ続けてきました。
未だ日本経済はインフレ状態にあります。
いま受ける融資の金額が、数年後は同じ価値ではない可能性が高いともいえます。
勤勉な投資家のように、市場や経済をもっと勉強して、ここで共有してきたいと考えています。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
先般取得した都内の古家付き土地は住宅密集地内。
都内でも平坦地ばかりではありません。周辺街区を歩くと奥隣地とは高低差が確認できます。奥が高く、本地が低い。
お互いがギッチギチに建っているため、こちらを解体してみないことにはどれほど高低差があるか把握できません。
宅建業者である当社は販売する時には測量必須。
越境が確認できたら、こちらからの越境は是正、隣地からのものは可能であれば即是正。
困難なものは将来是正します、という覚書を取得します。
解体が終わった現地は奥隣地との高低差が1mから2m。
その上にブロック塀が建っています。
塀の基礎らしきものが約10cm本地にあります。
解体時にこの部分まで攻め込むとブロック塀が崩壊する恐れがある、とのことで残しました。
現地にて奥隣地の方とこの辺りの認識について確認します。
ブロック塀は隣地が自身の所有であるとのこと。
現地の状況から塀の基礎も同様、と理解を示します。
それでは、と「将来是正の覚書」についてのお話をします。
・ 越境物の所有者の確認
・ 現状のまま所有、使用していくことの確認
・ 将来建替え等の際に越境状態を解消
・ お互い不動産を第三者に譲渡するときは承継
といった一般的な、どちらかといえば隣地保護の内容です。
これがあることで当分現状のままで構わないし、悪意をもって基礎をいじることがないのでブロック塀にとっても安全。
すぐには判子を押せない。知識がないから一旦役所の無料相談に行く、とのこと。
その後、知人の不動産会社にも相談したそうで、
「越境部分を勝手に工事しない、と追加して!」
「将来是正する時の費用はこちらの負担なの!?」
といった物言いがつきます。
数往復して文面については納得してもらえた様子。
最終的に現場で知人不動産会社含めて立ち会って、その場で納得して捺印したい、とのことでした。
販売にも関係するので仲介さんにも同席をお願いします。
当日はなかなかに強い雨。
土地家屋調査士、仲介さん、当社が現地で待つと隣地の方が出てきてくれます。
「体調不良で知人は来られません」
いやいやいや…(来るっていうから集りました)
既にこちらは全員が揃っているので説明を始めます。
質疑もあって隣地の方はある程度理解した様子。
でも書類に捺印するには最終的に知人と話してから。
いやいやいや…(やっぱり来てくれないとダメですよね)
結果的には週明けに捺印してくれたわけですが、知人不動産屋さんには責任もって対応して欲しいなと思いました。
不動産思い出あれこれ
⑤『喫煙所での密談』
十数年前に断煙するまで、ヘビースモーカーだった私。
当時は芸能人を始め、格好良くタバコを吸っている人が多かったんですよね。
まだ加熱式タバコが普及する前に、非喫煙者と同じスペースで事あるごとにプカプカ。
空気が白んでいる事務所なんて今では考えられません。
1日に必ず1箱は消費。1箱20本入り。
一度の喫煙はざっと5分程度。軽く100分ですね。
吸う者と吸わない者との労働時間の差が約1時間半、といった話題もあったりしました。
分煙が進んだので、吸う者は事あるごとに数少ない喫煙所へ群がるわけです。
なぜか当時のデキる営業担当者は喫煙率が高かった気もします。
タバコを欲するタイミングが同じような人もいたりするんですよね。
隔離された喫煙所では、世間話から始まり、個人的な愚痴や案件の相談まで。
「いま○○の案件やっててさー」⇒「えっ? 本当ですか! 限定で探してる人がいます」
肩身が狭くなってきている環境と、タバコは絶対に止めないという覚悟。
こうした同じ喫煙者としての立場から、親近感もあり上手く社内マッチングしたりすることも。
いつの時代もどこにどんなチャンスがあるか分かりません。
ワンポイントスキルアップ
チャットGPTを気軽にはじめよう
チャットGPTは、最先端の人工知能技術を活用した対話型AIです。
自然な会話を通じて、質問への回答やアドバイス、情報提供などが可能です。
まるで人と話しているかのような感覚で、知りたいことを気軽に尋ねることができます。
使い方も簡単で、日常の疑問から専門的な質問まで幅広く対応。
今回は、お世話になった先生への感謝の手紙の文章を作成してましょう。
使い方はとても簡単です。
チャットGPTのページを開き、下部にある入力欄に質問を入力します。
今回は
「母が入院中お世話になった先生へお礼の手紙を書きたい。9月の季節ネタも含めてどのような文章が良いでしょうか?」
と質問しました。
チャットGPTの回答は図の通りです。
瞬時に手紙の文章を作成してくれました。
多少の修正は必要になるかもしれませんが、始まりの挨拶や季節の内容も取り入れられるので、使い勝手が良いですね。
さらに、おすすめの旅行先を聞いたり、夕飯のレシピを相談したりすることもでき、まるで友達のように気軽に質問できます。
情報が常に正しいわけではないので、確認する必要はありますが、検索エンジンで情報を探すよりも迅速に、そして手軽に知りたいことを知ることができるのが魅力です。
【チャットGPTへの質問の仕方】
チャットGPTに質問するときのポイントは4つあります。
・具体的に質問する
明確で具体的な質問をすることで、より正確な回答が得られます。
例えば、「旅行の計画を立てたいのですが、おすすめの観光地はどこですか?」といった感じです。
・シンプルにまとめる
質問は短く簡潔にするのがベストです。
複雑な質問も可能ですが、段階的に聞くと良いでしょう。
・必要な詳細を含める
もし特定の情報が必要な場合は、その詳細を含めて質問します。
例えば、「健康的な夕食のレシピを教えてください」といった感じです。
・気軽に試す
複数の質問や異なるトピックについても、気軽に質問してみてください。
チャットGPTは広範な情報を提供できます。
AIというと難しそうに感じるかもしれませんが、上記4つのポイントをつかめば、初めての方でもチャットGPTは簡単に使えます。
ぜひこの便利なツールを活用して、日々の生活をもっと快適にしてみてください!