40歳も半ばを過ぎ四捨五入すると最早50歳。
すでに人生の後半戦を戦っているわけです。
いまだに大学の同級生とたまに会います。
話題は身体の不調や余生の過ごし方。
「歳を取るとそんな会話ばっかりよ」と聞いてはいました。自身においても現実になるとは驚きです。
若い頃は身も心も沸騰していました。筋肉痛とは無縁だったし、何を食べても太らない。
今なんて引っ越し作業しただけで翌々日身体が痛いし、間食を増やすとお腹周りに肉が。
「果たしてこのままで良いのか?」
「これまでと同じではいけない!」
そう思った矢先に食事を見直すきっかけが。
しっかり体型をキープしている方々は、食事についてしっかり勉強されています。
「食育」
自分たちの時代には浸透していなかった知識。
そもそも「食べたものが身につく」という自覚が正直ありませんでした。
昔みたいに食べたい時に食べたい物を食べたいだけ食べていてはダメ!オーガニック!糖化予防!化学の力に頼り過ぎない!縄文時代の食事をベースに展開!
急に今日からそんなことができるわけありません。
とはいえ、やらなくても知っているだけで効果があるはず!? 少しずつ、やれるときにやれるだけ。
住宅ローンは残り数十年もあるんですから。
健康で元気に仕事を続けられるように、みなさんも何か気を付けていることはありますか?
是非こっそり教えてください。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
昨年来より交渉している品川区内の隣地所有者。
当社がすでに所有している土地は40㎡。10mまで拡幅予定の前面道路のため有効宅地面積は34㎡。
そこで下した結論が「隣地を巻き込もう」。
向かって右側は老朽化の進んだ空き家。
当社の立ち位置は客観的に見ると以下の通り。
① 単体でも事業が成り立つ不動産を所有している
② 隣地の空き家は防犯面で不安
③ 放火や倒壊があったら被害を受ける可能性がある
④ 窓口となる方の連絡先を知っておきたい
⑤ 使っていないのなら売却しませんか?
押し売りや買い叩きのようなことを得意とせず、どちらかというと同じ立場で一緒に検討するタイプの当社。
本音が⑤であっても、順を追っていって「あわよくば譲って欲しい」は最後の最後で使うセリフ。
対象者数名にダイレクトメールを送って結果繋がった一人。
その後、現在の登記名義人が亡くなった後、複数名に相続が発生していて、それらの整理を行う必要がある状況でした。
ここからは当社ではなく司法書士の先生の出番。
まずは各相続人を特定。連絡を取って状況の説明と今後の提案。
それぞれに理解してもらい遺産分割協議書を作成。
そんなこんなをかれこれ半年以上。
全相続人の意見がまとまらないことには動き出せません。
当社の事業も止まったまま。
お誘いした手前、当社から梯子を外すわけにいきません。
間もなく一年を迎えようとする頃、先生から連絡が。
「無事、遺産分割協議がまとまりました!」
ありがとうございます。ありがとうございます。
ダイレクトメールで繋がった方が売却の窓口となった様子。
先生が改めて三者で打ち合わせる機会を作ってくれました。
あくまで⑤のスタンスです。
・ 現在の不動産市場
・ 単体で建築したときの想定
・ 踏まえて建売業者等が購入するであろう一般的な価格帯
前提としてこれらを説明します。
当社は隣地所有者ということもあり測量や解体等の条件が少なくなることを踏まえて購入金額を提示します。
説明に納得してくれたようでした。
当日契約することになっても対応できるよう、当社は念のため契約書類や手付金も持って行っていました。
「やけに準備がいいな~」という雰囲気になりましたが、入口が当社だったことから無事笑顔で契約締結となりました。
これでお互いがウィンウィンになったはず。
不動産思い出あれこれ
⑫『初契約』
初めてのことは業界やジャンルは違ってもめでたいことです。
不動産業界においては仲介、売買問わず、儀式的な一面があります。
私の初契約は同期の方々と比べて少し遅いものでしたが、契約が終わった日の夜には諸先輩方に連れられてお祝いしてもらった記憶があります。
売買をする不動産業者さんの方の話を聞くと、新人や中途入社の一発目の仕入れはご祝儀のようなもので、少し高くても、薄利となっても、損をしない程度ならば高く買うとか。
なんなら一般消費者と同等、またはそれ以上なんてことも!?
そんな方が担当者となった売主さまは少しラッキーかもしれませんね。
私の人生初契約は売主さまが住んでいた区分マンションの一部屋。
それはもう嬉しくて、契約が終わって引渡しまでお預かりした鍵をしっかり管理していました。
契約時と変わりないか、決済日の前日には一人で室内を確認しに行ったくらいです。
そこで目にしたものとは。
漏水によって天井が抜け落ちたリビング。
結局は決済日を延期、上階所有者や管理組合と協議し、なんとか無事引渡すことができたものの、私の波乱万丈な不動産人生がスタートした印象的な取り引きです。
ワンポイントスキルアップ
Excelで行や列をハイライトする方法
Excelで横や縦に長い表を見る時に、どこの列や行を見ているのか分かりにくいと感じることはないでしょうか?
このような時は、選択しているセルのある行や列に色を付けると、行番号・列番号を見間違えることもなくなりとても便利です。
今回は選択しているセルの行や列をハイライトする方法をご紹介します。
【条件付き書式の設定】
■ルールを設定する
それでは実際に設定をしていきましょう。
行をハイライトする方法で進めていきます。
まずは、ハイライトを設定したい範囲を選択します(Ctrl+Aを押すと表全体が選択されます)。
設定する範囲を選択した状態で、Excelの[ホーム]タブにある[スタイル]グループ内の[条件付き書式]を選択して、[新しいルール]をクリックします。
[新しい書式ルール]ボックスが表示されたら、[数式を使用して、書式設定するセルを決定]を選択し、[次の数式を満たす場合に値を書式設定]の数式ボックスに【=CELL(“ROW”)=ROW()】と入力します。
この他にも図のように列や行列両方を選択する数式もありますので、必要なものを入力してください。
数式を入力し終わったら[書式]ボタンを押し書式の設定に進みます。
[セルの書式設定]ボックスの[塗りつぶし]タブから好きな色を選択し、[OK]ボタンをクリックしてダイヤルボックスを閉じます。
ルールの設定はこれで完了ですが、このままだとセルを移動した時に色が付かないので、セルを移動するたびに色をつける命令をマクロに書き加えます。
ここで登場するのがVBAというプログラミング言語。
エクセルの操作を記録するマクロという機能がありますが、この裏ではこのVBAが動いています。プログラミングというと難しく感じるかもしれませんが、この後の説明通りにコピー&ペーストするだけで簡単にできますので安心して進めてください。
■マクロを書く
[Alt] + [F11]を押してマクロのエディタを開きます。
左側にある「ThisWorkbook」をダブルクリックします。そうすると、真ん中に「ファイル名.xlsx – ThisWorkbook(コード)」という名前のウィンドウが出てきます。
その中に、以下のコードを貼り付けて下さい。
—————————–
Private Sub Workbook_SheetSelectionChange(ByVal Sh As Object, ByVal Target As Range)
Application.ScreenUpdating = True
End Sub
—————————–
貼り付け終わったら、フロッピーディスクのマークをクリックし保存します。
そうすると、このような選択肢が出てきます。
これは「マクロの機能を利用する場合はファイルの種類を変更してください」と言っているので、いいえを選択して下さい。
ファイルの種類というのは一言で言えば拡張子(「.xls」とか「.xlsx」など)です。
保存ダイアログが出てくるので、[ファイルの種類]を「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」にします。
これで、設定完了です。
このように選択したセルの行をハイライトし見やすくすることができました。
VBAが使用できない環境や設定が難しいようでしたら、セルを選択する度に[F9]キーを押すことも操作することができます。
[F9]キーは、開いているブックのすべてのワークシートを再計算するショートカットキーです。
Excelの縦長や横長で見にくい表を確認するときなど、使いやすい方法で是非試してみてください。