EINZ 代表 永長淳です。

モノを持つと必ず「所有リスク」がついて回ります。

不可抗力なことも多々あります。

先日所有する不動産建物内で、通常では考えにくいことが起こりました。

日曜日の昼下がり、入居者から問い合わせがあります。

「階段の踊り場にすごい汚いものを発見しました」事態は分かりますが理解ができません。

詳しく聞くと、偶然その場に出くわし、入居者以外と思われる者が侵入、排泄して急いで出ていったとのこと。

果たして、お尻を拭いて行ったか気になるところですが、それ以上に現状の解決と回復が先決です。

日曜日で連絡がつきにくい中、緊急臨時で清掃してくれる業者さんにお願いすることができました。

一通り手配関連を終えたあと、怒りというよりも、説明しがたいモヤモヤがようやく犯人に向きます。

「なんてことしてくれたんだ!」

「警察に言って捕まえてもらおう」

「どういう心境だったのか問い質してやる!」

通報すると、現状のままで立会いが必要とのこと。

もうすぐキレイになってしまうので、急いで現地へ向かいます。

結果、目撃者だけでは足りない、入口だけの防犯カメラは現場自体が撮れていない、排泄物からDNAは検出しにくい、との理由から逮捕は困難とのこと。

日曜日にわざわざ駆け付けたのになんだったんだよ!

現在、オートロックとあらゆる場所への防犯カメラ設置を真剣に検討しています。

世の中には想像の斜め上を行くヒトやコトが起こり得ます。

これらは予防しにくいので、まずは所有リスクに耐えうる強い気持ちを持ちましょう。

ご相談や携わった案件の具体的なお話し

先日、品川区内で40m²の宅地を購入しました。

前面道路は地区計画で6mまで拡幅予定です。

道路計画中心線から90cm後退しなくてはいけません。

住宅街でそんなに広げる必要あるの!?

そんな不満を抱えながら調査を深掘りします。

後退部分を区の買収に応じるかどうかで違いがありました。

A 買収に応じた場合 >区の費用で側溝後退工事。
…後退部分を敷地面積に算入できない。
B 買収に応じない場合 >側溝後退は所有者の判断。
…後退部分を敷地面積に算入できる。

これは迷わずB!応じません!

ただし敷地面積に算入できるけれど、建築面積の対象には加えることができない。

もともと40m²と狭小にもかかわらず90cmも後退するので実際の有効宅地面積は34m²。

どれほどボリュームが入るか参考プラン作成をお願いします。

・北側が隣地のため高度斜線制限
・3階建てにすると日影規制が引っかかってくる
・境界から500mmの離れを確保すると建築面積が20m²
・ガレージ無しの1DKの2階建て+屋上
・延べ床面積は40m²程度

この辺りがいいとこじゃないですか?とのこと。

それはいくらなんでも厳しいです。

住宅に対する最低延べ床面積は緩和されてきているけれど、なんとか50m²は確保したい。

こうなったら隣地を巻き込むしかない。

隣地は3軒あって左側と奥側は築浅。

残る右側はやや老朽化が進む家屋が建っていて空き家。

もうここしかない。

対象者数名にダイレクトメールを送ります。

まずは普通郵便。

そしてレターパックライト。

確かに到達していますが誰からも全く音沙汰なし。

しかし当社も50m²を確保できるかどうかの瀬戸際です。

右側隣地も同程度の敷地面積。

単体では建て替え時に同じ悩みを抱いてしまうだろう。

ならば今がお互いに絶好のチャンスなはず!

懲りずに思いを込めてダイレクトメールを送付し続けます。

その結果、遂に携帯電話に直接連絡が。

自身が当事者である認識が薄く、ダイレクトメールを受け取るも気にしたことがないようでした。

やっとの思いで掴んだ最後の望み。

対象者は他に5名いますがお互いがウィンウィンになるよう全員に提案していきたいと考えています。

ここからが当社の腕の見せ所。

結果や如何に!?

あの日あの時あの場所は

⑤『六本木再開発』

昭和から平成にかけては「夜の街」、最近ではIT系を中心に「オフィス街」や「成功者の街」というイメージが定着した「六本木」。

日比谷線と大江戸線が乗り入れ、徒歩圏内には複数の路線が集まるうえ、都心部はどこへ行くにもアクセスは抜群です。

六本木エリアは戦前の空襲で焼け野原になった地域で、防災面から懸念されていました。

戦後の復興事業でも道幅が広がることなく、狭い道路に木造を中心とした低層住宅が密集していました。

消防車は入れず、救急車がやっと通り抜けられる程度で、防災面で課題を抱えた地域でした。

森ビルによるプロジェクト「六本木ヒルズ」は、高低差を人工地盤でなだらかにして、人の往来がしやすい場所へ変化させます。

道路や公園が整備され、防犯・防災面でも強化されました。

膨大な資金と時間が費やされたことは有名で、土地を含めた総事業費は4,700億円!?

17年間という年月をかけて開発されました。

東京ミッドタウンにおいては、同様に巨額の資金が投入され、土地購入で1,800億円、そして総事業費3,800億円という六本木ヒルズを超える巨額の資金が動きました。

今や年間3,000万人も訪れる人気スポットですが、ミッドタウンがオープンするまでの約400年間は、一般の人が立ち入りできない地域でした。

江戸時代には長州藩毛利家の下屋敷、明治時代には政府の軍用地として兵舎が並び、第二次世界大戦の敗戦後はアメリカ連合軍、その後は防衛庁が置かれる、という時代をくぐり抜けてきました。

今ではその六本木を皮切りに、再開発エリアが麻布台、虎ノ門へと拡大 しています。

ワンポイントスキルアップ

Bing AIの活用方法

Bing AIとはMicrosoftが提供する検索エンジン「Bing」に人工知能(AI)を搭載したチャットモードの検索エンジンの事です。
ユーザーが入力したキーワードから記述コンテンツや視覚コンテンツを作成することができます。
今回はBing AIの活用方法についてご紹介いたします。

【Bing AI の使い方】
Windowsに標準でインストールされているWebブラウザーのMicrosoft Edgeから専用のWebサイト(https://www.bing.com/search?q=Bing+AI&showconv=1)にアクセスまたはサイドパネルから利用を開始します。
(※Bing AIはMicrosoft Edge またはスマホアプリ版のBingのみ使用可能です)


スマートフォンで利用したい場合はこちら
https://bingapp.microsoft.com/bing

Bing 検索後にAIを使いたい場合、検索ページ上部にあるチャットアイコンをクリックすることで結果を絞り込むことが可能です。


次にBing AIを実際に活用する方法をご紹介していきます。 

【対話形式で情報収集が可能】
Bing AIは、質問するだけでインターネット上の最新かつ信頼できる情報源から回答を探してくれます。

また、回答のもとになったWebサイトのリンクも表示されます。


思った通りの回答が得られない場合

「新しいトピック」をクリックし、会話のスタイルを変更してみます。
ここでは「より厳密に」をクリックした後に、質問を入力します。
先ほどの回答よりも簡潔にまとめられていることが分かります。


【Webサイトの分析】
Webサイトの分析をすることもできます。
Edgeの画面右上にあるBingのアイコンをクリック後、「分析情報」をクリックすると、表示しているWebページの評価やアクセス数などの関連情報が表示されます。

【メールの文章を作成する】
サイドパネルにある「作成」タブから文章を作成することができます。

文章を入力後、トーン、形式、長さを指定し「下書きの生成」をクリックするとメールの下書きが作成されます。

「やわらか頭体操」

クイズ制作 かみふじこうじ

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