一昔前では考えられないほど身の回りに便利なものがあふれています。
財布を持たずスマートフォンで会計ができて、声をかければ音楽がかかり、トイレでは立てば勝手に水が流れる。
知らぬうちに依存してしまっていることに気付きました。
駐車場の支払いが現金のみで困り、機器が反応せず対応に時間を取られ、トイレの水を流さずに離れてしまう。
時折、紙の資料をピンチアウト(スマートフォンの画面上を親指と人差し指など2本の指で間隔を外側に広げていく操作)しちゃうことも。
これからの時代はどう使いこなすかが大事。
便利で新しいものは、どうしても普及してしまうから最低限は触れておこうと思います。
今は少数派でも先々多数派になる可能性は高い。
ガラケーがスマホへ変わったように。
乗らなきゃいけない波には乗っとかないと。
でも便利な世の中だからこそアナログが映えるとも考えています。
特に不動産業界は体制も考えも古い。
考えられない大変革が起きない限り、文化や風習は続くでしょう。
メールだけではどうしてもニュアンスが伝わらないし分からない。
大事な場面では悩ましい。
そういう時こそ、あえて人と会って話さないといけないな、
と感じた今日この頃です。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
先日、不動産再生事業の一環として世田谷区の線路に接する残地と私道を取得しました。
全部で35㎡ありますが有効宅地は約3㎡。
もはや有効宅地といっていいのかどうか。
小さすぎるので、もちろん単体で建物は建てられません。
不要で処分にお困りのようだったので専門家として当社が引き取りました。
私道の権利は悪い人に渡ってしまうと、接する方々が将来的に困ることがあります。
例えば勝手に道を塞いだり、測量や承諾を拒んだり。
当社は「その時が来たら喜んで全面的に協力します」というスタンスです。
線路端だから視認性が良いし使い道あるかも、なんて安易に考えていました。
所有権の移転後バタバタした時期を終えて、ようやく本件に着手。
まず隣接する人たちが買ってくれるかも。
>ご挨拶するも当然購入希望なし。
有効活用を考えて自動販売機はどうだ?
>周辺に電柱がないから電気を通せません。
拙い知識のため、すぐに行き詰まり。
トボトボと駅へ向かう帰り道、目にしたのは「LUUP」。
ライムグリーンがアクセントのキックボードとかを時間借りするアレです。早速問い合わせたところ3㎡でも可能とのこと。
しかし担当者が現地確認の結果、一つ課題が。
前所有者が良かれと思って残した水道のメーターボックス。
メーター自体はありませんが引き込み管が届いています。
車両の出し入れで破損する可能性があるからボックスはなくしてください。
>簡単に取っ払えるものなんですか?
引き込み管を撤去してから舗装します。
>それは大掛かり…。埋めちゃったらダメなんですか?
漏水があったら工事できなくなるからボックスごと埋めることはできません。
>えーーー
早速水道業者さんに見てもらいます。
出てきた引き込み管撤去工事の見積もりは100万円。
3㎡にそれは無理。
その後、LUUPと再三に渡る協議を重ねます。
結果、メーターボックスを除いた約2㎡を対象面積として契約が締結できることに。
契約賃料は守秘義務のため伏せておきます。
決して高額ではありません。
あとは都度、真摯に私道の対応をしていきます。
どんな物件も必ず活路は見いだせる(はず)!
難解な案件(そうじゃないものも)お待ちしています!
不動産思い出あれこれ
㉒『専門用語』

不動産業界では隠語だけでなく、専門的な言葉もたくさんあります。
一般的には耳にしないようなものが日常会話で飛び交います。
上長「●●さんはどうなった!?」
先輩「タケツしました…」
たけつ?
他決(たけつ):他社で契約になったこと
上長に怒られちゃいますね。
上長「今日の●●さんどうだった!?」
先輩「ねこなしできました!」
猫無し?
値こなし(ねこなし):売却価格の減額
上長に褒められるパターンです。
「これサイケンできるのか」
債権?
再建築(さいけん):新しく建て直すこと
「ケンペーオーバーじゃないのか」
けんpay?
建蔽率(けんぺい):敷地面積の広さに対して建物が占める割合
でも一年もすればどっぷり浸かり、しっかり日常的に使えるようになります
ワンポイントスキルアップ
生成AIの種類と便利な使い方
AI生成時に注意すること

生成AIは便利な一方で、誤った情報や偏った内容を出力することがあります。
そのため、必ず人が確認し修正することが欠かせません。また、生成結果が既存作品に似る可能性や、入力した個人情報が外部に残るリスクもあるため注意が必要です。
AIはあくまで補助ツールと位置づけ、活用することが安全で効果的な使い方です。
「やわらか頭体操」





あいんず通信 1月号