この「あいんず通信」を初めて早3年!
今回で37回目のお届けとなります。
歳を重ねれば重ねるほど、月日が経つのは早く感じるものですね。
令和の始まった5月から開始し、この3年の間に、総理大臣が二度変わり、コロナウィルスが蔓延し、オリンピックが夏と冬の二度開催され、戦争まで起こってしまいました。
ない頭に毎月毎月鞭を入れて言葉を絞り出しています。
すると隠し切れないやる気が伝えられているから、お陰様で素敵なお取引きが年々増えています。
そして、このご時世で会う機会が減ったお客様や取引先とは、たまに会っても距離が近い気がします。
お世辞でも、
「いつも読んでるよー」
「この前の○○ってさー」
と読んでくれていることを話してもらえると、なんとなく恥ずかしくも嬉しい気持ちになっています。
また1年続けていけることに感謝しながら、いずれ役に立つかどうかの緩くて身近な情報を発信し続けていきたいと思います。
そんな情報を有益とするために、またたくさんの人と会って、いっぱいお話しして、もっともっと自分の経験値を上げ続けて行かなくてはいけません。
自身が新しく経験したことを次々と提供し続けられるよう、引き続き皆様にはご協力よろしくお願いします。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
先日、都内の住宅地が無事売却となりました。
諸事情から3カ月後には売却の決済をする必要がありました。
そのためには販売活動期間が実働2カ月程度です。
まずは購入した時の仲介会社に、事情を説明し売却を依頼。
売却の媒介契約は大きく2つに分けられます。
複数の会社に依頼できる一般媒介契約。
そして1社限定でお願いする専任媒介契約。
もちろん後者の専任媒介契約で販売開始です。
今回のように売主側に仲介会社がいて共同仲介となった場合、買主側の仲介会社は買主からの仲介手数料が収益となります。
ちなみに当社が売主となり「仲介手数料支払いますよ」と販売活動を行うと、仲介会社は両手取り引きにより仲介手数料が倍になる可能性が高いので、より積極的になります。
個人的には、売主の時と媒介の時では、価格が仲介手数料3%分程度変わるのではないかと思っています。
そのため売主での販売時は問い合わせ量が非常に多いんです。
個人の方でも、不動産業者である当社でも、売主自身が問い合わせの対応をするのはとっても大変なことなんです。
・ 物件確認と言われる「まだありますか?」
・ 宣伝承諾の「広告大丈夫ですか?」
・ 資料提供を求める「○○送ってください」
といった問い合わせが毎日数十件あって、当社のような零細企業がこれをこなすのは重労働です。
誤解を恐れずに言うと、結局誰かに仲介手数料を支払うなら、始めから仲介会社にお願いしてしまいます。
問い合わせの対応をしてもらえるし、しっかり書類も作成してくれるし。
何より取得させてもらった仲介さんに売却してもらうなんて、一つの案件を共同作業で完結できるから嬉しいんです。
・ 専任媒介として依頼できるのが短期間となること。
・ 媒介契約期間が終了して当社が売主として販売活動を行う時に価格を上げるわけにもいかないので、少し高めの価格で活動を始めたい。
この2点に協力してもらい販売活動を始めました。
その結果、ものの一週間です。
価格交渉なく、いわゆる満額にて購入申し込みがありました。
当社も不動産のプロなので、さすがにその価格の高さを理解しています。
そもそも自分で設定した価格ですし。
しかし、そのスピード感に「もっと高くても売れたんじゃ…」と思ってしまいました。
売れる時が売り時ですよ、とお客様に口を酸っぱく言っている側ですが、いざ自身が直面すると欲が出てしまいますね。
いつも見ていたお客様のあの表情。
その理由が少し理解できた気がします。
不動産業界思い出あれこれ
①『御社限りの紹介です!』
不動産業界は、特に横のつながりが強い世界です。
例えば当社は都内を中心とした、課題を解決しなくてはいけない案件の取り扱いが多いわけですが、各社の担当者毎に得意とする地域や分野があります。
馴染みのない地域や、不得手な分野を取り扱うときには、情報交換兼ねて他社の担当に連絡しています。
そのためもありますし、単純に馬が合うということもあってか、不動産業者同士は日々密に連絡を取り合っています。
そんな中、買取案件として紹介されるときに「他には一切紹介してないですよ」と言いながら、こっそり他社にも紹介している担当者がいます。
当社はいつものことながら、市場調査含めて仲がいい他社の担当者にヒアリングします。
守秘義務がありますので物件が特定するのを避けて、区分所有なら「マンション渋谷の2階60㎡って、リフォームしてどれくらい?」とか、土地なら「渋谷5丁目の100㎡って、更地だとどれくらい?」と質問します。
すると、「それって今日紹介された?」とか「南道路の105㎡?」とか、まるでその物件を知っているかのような口調で返されるときがあります。
そして突き詰めていくと紹介元は同じ仲介会社の同じ担当者で、お互い「御社限り」で紹介を受けている様子。
そういった話を仲介会社の担当者に伝えることはありませんが、業者同士では陰でそんな会話をしているといった事実だけここに。
嘘などつかずに「念のため相見積もりになります」とか言えば良いのに。
ワンポイントスキルアップ
送られてきたメールアドレスでフィルタを作成する方法
Gmailのフィルタルールを作成しておくことで、受信メールを任意の種類で分類し管理することができます。
今回は送られてきたメールアドレスにラベルを付けて管理する方法をご紹介します。
(ゴミ箱や迷惑メール内のメールは、フィルタの対象外です)
【 メールにラベルを付ける 】
1. Gmailを開き、ラベルを付けたいメールにチェックを入れた後、縦に点が3つ並んだアイコンから「メールの自動振り分け設定」 をクリックします。
2. 「フィルタを作成」をクリックします。
3. フィルタの条件をチェックしていきます。今回は以下の条件を設定していきます。
「受信トレイをスキップ(アーカイブする)」、「ラベルを付ける」 にチェックした後、「新しいラベル」 をクリックします。
4. 新しいラベル名を入力した後、「作成」 をクリックします。
(任意のラベル名でO Kです。今回は「家計」と入力しました。)
5. 「〇〇件の一致するスレッドにもフィルタを適用する」にもチェックを入れた後、「フィルタを作成」 をクリックします。
現在受信トレイにあるメールにルールが適用されます。
※「〇〇件の〜」と表示されず、「一致するスレッドにもフィルタを適用する。」と表示される場合もありますが同様にチェックしてください。
【 フィルタが適用されたメールを確認したい場合 】
受信トレイの左側に、「家計」のラベルができていますので、こちらをクリックすると現在ラベルがついているメールが表示されます。
【 作成したラベルなどを編集・削除したい場合 】
1. 受信トレイの右上にある歯車マークをクリック後、「すベての設定を表示」 をクリックします。
2. 「フィルタとブロック中のアドレス」から、現在設定されているフィルタの一覧を見ることができます。
こちらの画面から編集・削除などが可能です。