年度が替わったので書類棚の整理をしました。
案件と経理のファイルをボックスへ移動。
…と、いつもは簡単に終わる話です。
しかし、流石に13期分となると蓄積されたものも大変な量になっています。
そろそろスペースが、ない。
昨年度末に分かっていました。
でも見て見ぬふり。
そのツケがとうとう回ってきました。
開業当時の平成24年はまだ紙媒体全盛期! まだFAXがバンバン流れる時代です。
整理に関しては企業勤めの頃、案件毎でファイルにまとめて大切に仕舞っていました。
その名残のまま、全資料を残していたわけです。
そうなるとボックスが幾つあっても足りない。
今はというと、資料はデータでもらっているし、契約書も写しが控えであることが多い。
つまり紙で残しておく必要はない! ということも薄々分かっていました。気付かないふりをしていただけで。
要・大断捨離! 各案件のファイルは年度毎に!
お陰でボックスは半分以上空になりました。
これでこの先、20年は経営ができます。
明日やろうは、馬鹿野郎。
いつやるの? 今でしょ!
という精神で今年度はもちろん、残り20年も引き続き頑張っていこうと思いました。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
先日、不動産再生事業の一環で世田谷区の区分マンションを取得しました。
売主様が施設へ移り、もう住むこともないということから譲ってもらいました。
人気私鉄駅徒歩圏のため、需要が見込めます。
課題は「昭和44年築」「旧耐震基準」の「鉄骨造」。
古かったり、耐震基準を満たしていないからといって、すぐに倒壊するわけではありません。
とはいえ、昭和44年は築後56年を経過。
耐用年数は優に超過している上に鉄骨造という点から、金融機関の評価は期待できません。
つまり融資の利用は非常に困難です。
今回のお部屋は50㎡に満たない小振りなものでした。
そのため住宅ローンを利用する実需ではなく、投資用マンションとして検討することにします。
室内は分譲時から手を加えていないので全取り替えが必要です。
だったらもう間取り自体変更してしまいましょう。
改修工事は600万円超。広くないながらも室内スペースを最大限有効利用するために色々と模索します。
当社の拙い知識だけではなく、プロフェッショナルな工務店さんに全面的にバックアップしてもらいます。
お風呂とシャワールームどちらが良いか。寝室部のドアは片開き戸ではなく引き戸へ。
引き戸も2枚ではなく広くなる3枚に。シュークロークは薄くて少し高さのあるもので、等々。
そして巷の噂どおり、やっぱり今でもまだ水回り設備は高かった。
取得後すみやかに工事へ入れるようにお願いします。売買代金を支払い早速工事へと着手。
工務店経由で管理会社、管理組合へ申請。正式に予定通りの工事ができることとなりました。
一安心、ではありますが実はまだ2つ懸念点が。
・ 昭和44年の鉄骨はアスベストが被覆しているのでは?
・ 上階の排水管が天井上を通っているけど老朽化は大丈夫?
事前に工務店に見てはもらっていました。
そこでは、専有部分内の解体をする限りではアスベストの飛散を心配する必要はない(だろう)。
点検口から見る限り上階の排水管の不具合もない(だろう)。 との見解。
もう「大丈夫だろう!」と進めるしかありませんでした。
実際工事を始めてみると、どちらも大きな問題とならずに済みそう、とのこと。
安心して完成を待つことができそうです。
出来上がり次第、販売と賃貸募集を同時に進めます。
また良き買主様、賃借人様と巡り会えることを祈って。
不動産思い出あれこれ
⑭『鏡』
常に綺麗な状態で保たれていた修業時代の事務所には玄関先に大きな姿見がありました。
順守すべきもう一つの掟は「鏡をいつも磨くこと」。
鏡の汚れは心の汚れ。
鏡が汚れていると映った自身だけではなく、心までも荒むことにつながる。
垂直に吊るしているだけの鏡でも、埃の付着や指紋等の汚れがついてしまいます。
突然汚れるわけじゃないから、気にしていなければ分からない程度。
でも毎日磨いていると、日々汚れることに気付くわけです。
お客様も来社した瞬間に鏡を目にするわけです。
一番目立つところ、といっても過言ではない。
こうして他にも言われるところといえばトイレや給湯室。
汚れがちで放置しがち。 一度気にしてしまうともうダメですね。
お陰で色々と気をつける(気になる)ようになりました。
今では当社や自宅では水回りやトイレはいつもピッカピカです。
ワンポイントスキルアップ
Googleスプレッドシートの拡張機能を使ってみよう
GoogleスプレッドシートにAIの力をプラス!拡張機能で使える関数「=GPT」を活用すれば、文章作成、要約、翻訳などがシート上で簡単に。
日々の業務効率をグッと高めるこの便利な関数の使い方を、わかりやすく解説します。
1. 拡張機能からアドオンを取得
スプレッドシートの「拡張機能」→「アドオンを取得」→検索バーに「gpt」や「GPT for Sheets and Docs」と入力し、表示されたアドオンをインストールします。
アドオンを取得すると「=GPT」が使えるようになります
2. 基本の使い方
「=GPT」関数を使ってみましょう。使い方はとてもシンプル。
セルに次のように入力するだけで、AIが応答を返してくれます。
上記以外にもさまざまな使い方があります。
3. =GPT関数の応用
季節の旬なものを表にまとめたり、都道府県別の観光地をピックアップしたリストを作ったりと、使い方はいろいろ。アイデア次第で活用の幅が広がります。
このように、「=GPT」は静的な関数とは異なり、「データベースに登録された情報」ではなく、AIが知識ベースから自然文で答えてくれるのが特徴です。
4. 日常業務にAIをプラス!関数ひとつで変わる作業効率
Googleスプレッドシートで使える「=GPT」関数は、文章生成や要約、翻訳、情報収集など、これまで手作業で行っていた作業を効率化してくれる強力なツールです。
設定もシンプルで、すぐに実用できるのが大きな魅力。今回ご紹介した基本の使い方から、ぜひ自分の業務やアイデアに合わせて活用の幅を広げてみてください。
日々のシート作業に、ちょっとしたAIの力をプラスするだけで、作業効率も発想力もぐっとアップしますよ。
「やわらか頭体操」
