先日ギックリ首になりました。
42歳という年齢を考えずまだまだ若いと勘違いして、過度な運動により首に負荷がかかったようです。
とは言え、当初寝違え程度に考えていましたが、痛みは同じでも似て非なり。
まともな生活を過ごせるまでかれこれ10日間。
予定していた打合せや会食等はキャンセルに延期。
取引はそうもいかないので代役をお願いして対応しました。
周りに迷惑をかけ、また、助けられた10日間でした。
寝たままでもできる作業を行いながら、会社と個人のことを見つめ直す良い機会にもなりました。
少し不謹慎な話になりますが、健康なうちは明日、来月、来年が、今の状態で当然やってくるものと過ごしています。
不慮の事故や突然発覚する病気は予定していません。
というより、そうなる可能性を忘れがちです。
万一ギックリ首になったら会社や家族はどうなるか、他者の事故や病気の話しを聞いた時その備えができているか。
皆さんも今一度考えていただければと思います。
話を大きく広げましたが今回の私の事案はあくまで自業自得です。
まだまだ寒い日が続きますので、皆さんくれぐれもご自愛ください。
ご相談や携わった案件の具体的なお話し
先日いわゆる訳あり物件を購入しました。
「訳あり」物件というのは「それ」を知っていれば契約しなかった、という瑕疵を持つ物件をいいます。
この瑕疵については、
1.雨漏りやシロアリのような物理的瑕疵
2.未接道のような法律的瑕疵
3.近隣ゴミ屋敷のような環境的瑕疵
4.事件、事故のような心理的瑕疵
と大きく4つに分けることができます。
今回は4の心理的瑕疵物件にあたり、建物内で老衰し数日経過した一戸建てでした。
人によって受け取り方が異なるので誤解せず読んでもらいたいのですが、心理的瑕疵物件の中には自殺や殺人も含まれているので、今回は比較的軽いケースといえます。
当社は不動産を取得した後、売主として一般消費者へ売却します。
その際、買主様には土地や建物についての重要事項のほか、付帯する設備に関すること、そして物件の状況を書類にて説明します。
その中には今回の心理的瑕疵も告知する義務があります。
建物内で「ナニ」かあった物件は、そのまま一戸建てで販売することは困難なので、建物を解体し新築することで販売しやすくなります。
以前あった建物でその「ナニ」かがありましたと説明することで、「ナニ」かの存在が薄まるためです。
流通相場に対し100%で売れることはなく、80%~90%まで割引が必要になります。
孤独死などやむを得ない事情で一般的に売却しにくくなった不動産。
相続人は放置も処分もできないうえ、不動産の存在が被相続人を思い起こさせます。
この状態から解放され売主さまは大変喜んでいました。
当社は死が関わった不動産を取り扱わないようにしていますが、やむを得ない事故や自然死についてのみ、事情を理解できるためご相談者と良く話し合った上でお引き取りしています。
不動産1分講座
『競売物件のリスク』について
本日は、『競売物件のリスク』についてをお話しします。
一般個人によって、競売物件の入札が随分と増えました。
これもインターネットによって情報が簡単に取得できるようになったことが原因の一つかもしれません。
競売の方が安く買える。一般の人でも簡単に参加可能。
そんなワードを目にすると、少しでも不動産に興味ある人は、始めてみようかなと思うでしょう。
ただし、私どものようなプロでさえなかなか難解な競売。
単独での参加は控えた方が良いでしょう。
競売による取得は、一般的な取引で通常に行われている、
1.賃借人の属性の確認
2.境界標の明示
3.売主が保有する伴や書類の承継
これらが確実ではありません。
ひょっとしたら賃借人が、勝手にまた第三者に転貸借しているかもしれない。
境界が明確ではなく、測量をすると近隣の方から承諾をもらえないかもしれない。
シャッターや屋上の伴がないので、取り替えないといけないかもしれない。
それらの見えないリスクを無条件で負い、それでも引き受けてくれる方を、入札方式で募っているだけです。
取得した人はどれだけの費用がかかるか分からないものについて、リスクを負って対応していくことになります。
餅は餅屋といいますが、それでも興味があって参加したい、という方は、是非一度ご相談ください。
ワンポイントスキルアップ
ショートカットキーについて その2(エクセル編)
前回に引き続きキーボード操作です。
頻繁に使う操作はぜひショートカットキーを使うようにしましょう。
「マウスを使ったほうが早い」という声が聞こえてきそうですが、慣れると圧倒的にマウス操作よりショートカットキー操作のほうが早いですよ。
職場で仕事が早い人のキーボード操作を観察してみましょう。
ほとんどの人がショートカットを多用していることでしょう。
はじめて使うショートカットキーの操作は、3回くらい連続で使ってみると覚えていくのでお試しください。
時間は有限です。基本的なショートカットキーはぜひマスターしましょう。
今回はExcelで使うショートカットキーを列挙しますね。
(「Ctrl+C」という表示は、キーボードのCtrlキーを押しながらCを押すという意味です。)